心の病~社会復帰と孤立~

心の病を抱える人への社会制度があまりにも機能していないから色々情報発信します。

頑張っている人の命を奪うな!

理不尽に命を奪われた人たち。心からご冥福をお祈りします。

 

今日7月26日深夜、26歳の男性が障がい者施設の入所者などを多数殺傷する痛ましい事件が起こりました。

 

人を多数殺傷した事件というだけで恐怖感が沸くのに、社会的弱者である障がい者がターゲットになっていたことにビックリした。

 

メディアなどで反抗を予告するような衆議院議長宛の手紙の一部が公開されていて、正義感に満ちたような表現で書かれているが内容は身勝手極まりなく本人の錯乱具合が見て取れる。しかし、抹殺と表現されていた計画は実行され最悪の結果となってしまった。

事前に予告がありながら防げなかったため警察などの責任を問うような報道も始まっているが、この件に付いては私はなにも言わない。

 

もっと本質を見て欲しい。

 

明確にされていたターゲット、自分の元職場、犯行後の減刑の要求と生活の保証要求。

 

シンプルな判断だが恨みを晴らすための報復だとしか思えない。そして、攻撃対象がすり替えられている。

 

報道によると施設の職員であった頃に入所者に対する暴行の疑いなどがあり、それがもとで職を失ったのではないか・・・


自分の行いが招いた結果だが他人に責任を転嫁するのは大人のすることではない。

犯人を擁護するつもりは全く無いが彼も病んでいたと思う。それで報復を考えたのではないかと思われる。

だとすれば報復の対象は施設の人物に向けられると思うが、犯人はそれが出来なかった。より弱者である入所者の方へ向いたと考えるのが自然。

 

そして、抹殺したかったのは他人ではなくて自分自身ではなかったのではないだろうか。

 

なにはともあれ行動してしまった方向が間違い過ぎだ。

社会復帰の支援を試したことありますか?

支援は意外に沢山あれど・・・

 

心の病を抱える人が働くためや生活を維持するための支援は(私が)思った以上にたくさんありますが、実際には利用者側からすると不便で役に立たないことも多く、不公平な部分もあります。

 

支援は大きく2つに別れます。

 

=直接的に生活を支えるためのお金を援助=

 

もし、障がい者手帳が交付されたらなら自治体(市町村)が自立のために必要な資金を貸しつけてくれます。(審査があります)社会復帰間近で身の回りのものが必要な程度なら十分でしょう。

だた、貸しですので、ちゃんと返してくださいよ!

 

障がい者年金、これは病歴が長く新たに申請する場合は、理不尽ながら門残払いをくらう恐れがあります。

とある著名な女性作家のかたが「国の恥ずかしい部署」と呼んでいらっしゃいましたが、全くその通り。

 

理不尽すぎる制度な上に救済から漏れた人があまりにも多く沢山の裁判を起こされて、やっと救済制度ができたのです。しかしこれも、欠陥があり制度から漏れる人がでて、死亡まちでもしてるのでしょうか?申請すら受理してくれません。

 

これから障がい者年金を申請する人へ

 

1 初診した病院はまだ存在してますか?

2 カルテが残っていますか?(法定の保存期間を過ぎると破棄される事がある)

3 年金の支払い漏れはありませんか?

4 初診の時に各種専門学校や旧文部省が認定する大学以外の所属でしたか?

5 障がいの原因となった疾病や事故が発生する前前月までに年金を納付もれは無いですか?

ざっと書きましたがどれか上の5つのうち1つでも該当するなら門前払いを食らうかもしれませんね。

 

 

=就業を支援する制度=

 

A型 B型 などの就業支援制度を自治体が行っています。問い合わせてみてください。

これも受け入れる業者(民間)次第なので是非は申し上げにくいです。自治体が払う業者への補助金と就労者(障がい者)が頂く賃金を引き算していただければなんとなく分かるかと思いますが。

福祉に関わる人には真に善良な人が多いでしょうがそうでない人もいます。介護を受ける老人や就業支援を受ける障がい者の発言力の低さや弱みにつけ込むひとも少なく無いでしょう。

 

ハローワークを利用する

これが一番です。雇用に関する契約事をがハッキリしますから話が違う場合はハローワークも介入してくれます。

障がい者を雇用促進する法整備も出来上がりつつあるので仕事が得られる可能性が高いです。

それと意外と思われるかもしれませんが、対面して相談にのってくださるので、こちらの熱意が伝わります。心強いです。障がい者には専門の担当者がいますのでこれも嬉しいところです。

 

いろいろ書きましたが

 

心の病や障がいを持った人は社会的な弱者であるのですが、自力でしなければ掴み取れないことがまだまだ多いのです。

 

 

自分の薬(1)

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↑これが一番長いお付き合いのセパゾン、不安や緊張を和らげてくれます。

 

セパゾンは結構古い薬ですが個人的には副作用が感じられず良い薬だと思っています。

 

何度か処方を変えてもらいましたが、これだけは一貫して入っていました。

 

初めて心療内科を訪れた時これの少ないのが1錠だった?と思います。今は他の薬(追って紹介します)との組み合わせて落ち着いています。新薬も入ってて結構高くて泣けます。

 

薬代が高くて困る人には支援がありますから記事が充実してきたら紹介します。注意していただきたいのは、どなたでも適用されるものではありません。この制度だけは役に立つかな。笑

 

最初の記事にも書いていますが、最初は強烈な不安だったのですよ。だから処方も抗不安剤眠剤ばっかりでした。私の場合、口の渇きとドライアイが主な副作用でいつも水分を持ち歩いてました。コンタクトレンズは使用できなくなりました。

 

極度の緊張状態なので調子が悪い時には体中に無意識に力を入れてて肩は上がりっぱなしで結構意識してリラックスするようにしてました。まぁムリですけどね。

 

このころから不安を助長するような遊園地の乗り物が嫌になり出しました。発作が出たりはしないのですけど、もうなんというか、不安系恐怖系の感情が呼び起こされるような事はなるべく避ける傾向がでましたね。人には言えなくて怖がりとか馬鹿にされてました。言っても分からないだろうし言いたくもなかった。結構つらいですよ。

 

だいぶ長く更新をお休みしてましたが・・・ハイあたりです。調子を崩してました。

少しずつ頑張っていきますね。

 

 

服薬について

最初に書いておくべきでしたが、うつ病とかで比較的短期間で社会復帰できる人が居るようですが、このブログは長期化してしまった人向けに書いてます。

 

治療の柱の一つとして通院と服薬がありますが、

 

症状が安定すると、なるべくなら飲みたくない薬なのでやめたくなります。

 

でも勝手に服薬中止は厳禁です!

 

自分自身も経験ありますが、調子が良くなってきたので勝手にやめてみたら・・・

 

平衡感覚がおかしい、心臓が口から出てきそうな変な感覚、食欲ゼロ、

 

ついには寝たきりでじっと変な感覚と戦ってました。さすがに3日間ほど寝たままで動かないのを心配した母親が近所の内科へ連れて行きました。食欲が出て元気が出る点滴を受けて帰宅しましたが、まったく良くなる気配がありません。

 

中止していた薬のことが頭に浮かび飲んでみたら、なんとものの30分ほどで普通にもどれました。

 

ほんと、かってな判断アウトですよ!!

 

薬の変更も増量も減量も中止も医師の指導のもとにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

安定したら陥いりがちな事

症状が安定してくると殆どの人が元の生活へ戻ろうとすると思う

 

でも、すぐに以前とは状況が違うことに気付くと思う

 

いままでやってきたとおりに、学校、職場などで暮らしていきたいのだけど

 

通院とか服薬をどうするか、突然症状がでたらどうするか、友人や職場にバレたらなど色々不安を抱えた状態になっちゃいます。

 

ここで、信頼できる友人が居たり家族が頼りになる場合は話は少し違ってきますが、なかなかそうは行かないもの。言い難い。恥ずかしさもある。

 

 今では土曜や休日も診療してくれる病院があるから、通院はなんとかなりそうですが、服薬は学校や職場でも隠れて飲んでいました。それ何の薬とか聞かれるのが嫌だったからです。

 

だれかに話せたり悩みを聞いてもらえたら随分楽になるのですけど、なかなか難しい。

心に病を患った人でも外見は普通の人なので、聞く側もなかなか理解が難しいようです。勘違いもされます。

 

私の一番悲しい勘違い経験は「仮病だ!」とか「重病じゃないのに?」です。

外見普通から来ている勘違いだとは分かるのですが本人はいたって傷つきます。

 

このようにして発病前とは何かが違うと感じるようになります。

 

現在闘病中の人やかかりはじめの人には、信頼できる理解者をまわりから探し出す作業が必要となります。家族とか親しい友人、恋人などがそうであるとは限らないところが辛いですが、ほんとうにゆっくりで良いから是非見つけておいてくださいね。

心の病と共に生きていくこと・・・

社会復帰のため、孤立しないために、恥ずかしいけど自分の体験と経験つづります

(本人も依然奮闘中)

 

 

ながいな~人生の3分の2だよ (;´д`)

 

私はパニック障害が長期化、今ではうつがメイン。

 

パニックの発作は出たら恐ろしいけど投薬により抑えられている。薬飲んでても何度か発作を起こす前兆みたいなとこまで行ったことあるから長期間安定してても怖い。

 

自分のパニックは特定の対象がなく漠然としたもので、とても医師に伝えるのが難しかった。すさまじい不安感と恐怖感が突然起こり自殺してしまうか発狂しそうな気がしてくる。

 

経験者はわかるかと思いますが、薬の組み合わせとか効き具合が固定するまで少し時間がかかりその間は最悪です。毎日でも病院に行きたいくらいですよホント

 

さて、薬の効果が出て安定すると、人間というもの完治を目指そうとする・・・あ!?私だけかなw とにかく 『治りたい』 ですよね!!

 

それまで普通に生きてきていたのにある日突然人生が変わるからとうてい受け入れられない。

 

まずは学生だったので親に連絡したのですがっ

 

軽く流される ヽ(`Д´)ノオイ!

 

(この事は重要でこのブログの幾つかの柱の一つにもなるので別の機会に詳しく触れることにします。)

 

孤立のスタートです。自分のことながら可哀想過ぎる。

 

病とともに生きていく上で一番残念なのが孤立してしまうことです。

 

これはもう、回復どころか悪化または慢性化の原因です。(キッパリ

 

 

こんな感じで続けていこうと思いますね。ではまたね

 

 

 

 

~ブログの最初の記事で思いつくままに書いたし登録した勢いで作ったので色々煩雑になってますが追々手を入れていきます~

やっぱ病者は神経質やなと思っている人?挙手!

そうですね 笑 

でも

心の病になると周りの人からは性格も個性も病的な行動もひとくくりになるんです

これは悲しい。

私がこのブログをきっちり作りたいのは几帳面な性格だからです 笑