心の病~社会復帰と孤立~

心の病を抱える人への社会制度があまりにも機能していないから色々情報発信します。

向精神薬の闇

服用したことがある人はわかると思いますが、精神疾患薬物療法として処方される薬は眠くなるという副作用が多い。ほとんどの精神科系の薬は眠気が出る。

そして現実の患者は昼に眠く夜眠れない何という悲劇。

 

人の臓器で言えば脳・・・人間の思考や記憶、感情など人の心の実態とも言える。この脳の信号伝達やホルモンなどの受け渡しにダイレクトに作用するため症状にあった薬を出すのは難しい。十分な患者の訴えと症状を聞き取り選ばなければならない。

効果が出て副作用は最低限にするのは難しい。

 

ここで医師や患者によく考えてほしいのは、精神疾患の治療薬は存在しないこと!

これは非常に重要で十分に心得ておかなければならないし、副作用も出ないことはほぼゼロ、なにがしかの副作用がでます。

 

治療薬がないのに薬物療法って、正直呼び方ががおかしい。対症療法と呼ぶべきだ。

身近な風邪と同じ対症療法ですけど、風邪のように症状を抑えて自己免疫力で治癒を目指せれば良いですが、残念ながら精神疾患の自己免疫力って人の愛情からしか引き出せず、医師や看護師がこの愛情を持ってるとは限らない。いやむしろ持ってない人の方が多い。

 

悪いことをした子どもをしかるかの如くガミガミ言う看護師さんや、ポケットに手を突っ込んで高圧的な態度の医師。

 

病院で失望している患者さんの全員が体験があるのではないでしょうか。

 

さて、なにはともあれ、患者はきつい症状で悩まされているのを抑えて心の自己免疫力を引き出すところまで持っていきたいものですが、主治医の薬のチョイス一つで劇的に良くなることもあれば、最悪の状態にもなる。

 

自分は結構運がよかったというよりカンがあたった。学校が変わるとか会社の都合で引っ越し以外基本的に主治医(病院)を変えることはしなかった。しかし、1,2度の受診で転院を3回ほどしている。なぜなら、すでに症状は固定され良くも悪くもなっていない状態の薬の組み合わせを勝手に変えて、副作用を訴えるとそれを止める薬を出そうと言い出すもぐらたたき処方!とりあえず紹介状の通りの薬を出してくれれば良いものを・・・

 

3回味わった苦痛の副作用を書いておきます。

①5分から10分ほどの短い時間でおしっこに行きたくなる。実際トイレでは我慢していた程度の量のおしっこが出る。

救急車や消防車のサイレン音を聞いて凄い恐怖感がわいてくる。

 

多量の水分を失う事で身体的危機を感じたし精神的崩壊を予感し遠方でしたが、引っ越し前の病院まで薬を貰いに行った。(そのまま遠距離通院)

 

②明らかな誤診をされ、処方された薬を飲んで2週間強力な便秘とハイテンション。

 

今まで主治医からは聞いたことがない病名を告げられ、内心は違うと思いつつ従いましたが、次の診察の時に若い先生に違うのでは?と訴えたら僕もそう思いましたと言われた。これにはちょっと・・・閉口

どうして最初から紹介状の通りの薬出さないのさ???と怒りさえわく。

 

③3度目が一番きつかったかな。激しい眠気、歩きながら寝て電柱にぶつかる。ふらふら状態。よだれが多量に出て口から流れ出す。そして、とうとうもともとの病気の発作(パニック発作)を仕事中に起こし、その病院へ駈け込んだら、注射しましょうか??と・・・必死に断り。自宅に何とか帰り、残っていた何時もの薬を飲んで正常に戻る。

注射を受け入れたらおそらく、アタラックスPとかセルシンの類の注射をされてたと思う。正直いまでもあの時逃げて良かったと思っている。逃げなかったら

不適切で間違いだらけの処方で一生棒に振ってたかもしれない。

 

向精神薬の副作用は人格にかかわるものが多く、幻聴や幻覚を味わうこともある。筆者自身は幻聴や幻覚の体験は無いけど、誰かから命令されているとか見えないものが見えるらしく(本人は実際に聞こえ見えているのでわからないが周りの人が気づく)

 

ここで注目していただきたいのは、幻聴や幻覚は精神疾患の症状でもあると言う事。

しかし、合わない薬を出されても幻聴幻覚が起こる。副作用として。

 

だから怖いのです、不適切な処方。一度ハマったら廃人になりかねない。

 

もし、運よくこの記事を目にした方は薬の副作用を薬で止めようとする医師がいたら考えてみて。思考力が落ち正気を失う前に気づかないとホントに危ないよ。

 

かならず治る(改善する)から正気を保っていて!じっと耐えてチャンスを待ってて。