心の病~社会復帰と孤立~

心の病を抱える人への社会制度があまりにも機能していないから色々情報発信します。

これは酷い!40年間も自立できる健康な人を入院させる

きょうスマホをでツイッターを見てたら偶然すごい記事を見かけた。

 

しかも、連続で2つ

 

酷いことにどちらも、ほぼ健康な人(向精神薬などほとんど飲んでいない)なのに最初に目にした記事の人はなんと

 

40年間入院・・・絶句 仮に80歳まで生きたとしても人生の半分

 

この男性は東北の方のようで東日本大震災の際の福島原発事故により運よくまともな病院へ転院し、はれて退院できた。

 

入院中の40年間模範的に労働をし暴れることもなく大人しくしていたのに退院の許可がおりないとか、病院のスタッフや医師がもはや重篤な患者じゃないか!!

 

さらにこの男性が言うにはほかにも何人か真面目に働いている人(病院内での軽作業等)が数人長期間入院していたという。どう考えてもこの病院は普通ではない。

 

この男性は損害賠償の訴訟を進めているようで動向を見守りたい。

 

 

さて、もう一方の記事は

 

こちらもほぼ健康な女性で4年間退院の許可がおりないかったという。

 

入院中は他の患者さんたちの相談にのったり、困りごとを病院側に伝える役割をしていたようで、いたってまともな常識人。看護師たちもどこがわるくて入院しているの?とたずねるほどだったらしい。

 

そもそも大多数の精神疾患の患者は特に自ら言わない限り他人からは普通に見える。

もちろん問題行動など起こさない。

 

障害とか精神疾患という言葉自体に問題があるくらいだ。

 

この女性がなぜ4年間も病院に入院というもはや軟禁?監禁といっても過言ではない仕打ちを受けたかというと・・・

 

記事によるとどうやら担当医の誤解または勉強不足のようであった。

 

他の患者さんの相談にのったり困りごとを病院に伝えるまったく自然で親切な行為を

 

医師が他の患者を誘導するかのように捉えておりこの医師の方が入院レベルである。

 

いったいいつの時代の教科書をつかって学んだのか?どんな理解をしていたのか?

 

さらに女性であるにも関わらず男性スタッフが入浴介助している同じタイミングで

 

入浴させられたりとプライバシーも人権もない。外との連絡手段も絶たれていたという。

 

思うに

 

医療者って精神疾患は治らないと考えている人が多すぎる。

 

あと薬で治ると迷信しているひとも多すぎる。

 

それに人権すらない・・・酷い

 

 

 

心療内科、精神科の診察の闇

先日、精神科通院をしている方の話を聞いていたら、3分診療に不満を持っていた。

 

当たり前ですが自分も同じ気持ち。そして面白いほどに同じことに疑問を抱いていた。

 

医師の最初の質問の定番「どうでしたか?」

 

これって、通院してると答えるのさえバカバカしくなってくるんですよね。

 

どうでしたかと聞かれるから前回受診のときからの変化などを話すのですが、特にアドバイスなども無く。

 

「それではいつもの薬~週間分だしておきます」「つぎは〇月〇日ですね」

 

症状固定してる人ってこのやり取りをずーと続けてませんか?

 

うすうす気づいてる人は回復のチャンスが近いよ!!

 

医師にはこれ以上のことが出来ないのです。しないのではなく、出来ない。

 

医師に言うのもなんだが、もし、精神疾患を深く理解していて、ほかに出来ることを知っている医師でさえ、これ以上はしませんよね。

 

なぜなら、医療の範囲を出てしまうから。

 

さらに、病院の収入源である診療報酬が精神療法の場合30分刻みに上がっていくのですが、(初診は60分以上しかない)30分単位で話を聞いてもらったことありますか?

 

3分で終わっても30分話しても病院に支払うお金は同じですよ!

 

あげくに薬では治ることはありませんよ?

 

薬は必要です。心身に出てきた様々な不快な症状を抑えておくために。

 

ただそれは、抑えているだけで治っている訳ではありません。薬をやめると

 

強烈な離脱症状とともにもともとの不快な症状が確実に出てきます。

 

運よく軽い症状で薬をやめる場合でも離脱症状が起きないようにすこしずつ減らします。

 

このブログの最終目的、社会復帰に至るためには

 

通院入院で症状固定したり落ち着いたら、回復への歩みを始めることが出来たらハッピー。ただし病院ではこの部分はノウハウもスキルもなく、利益もでないのでやってくれない。

 

それぞれが精神疾患になった原因を知ることと、その対処の作業を始めることが復帰への第一歩。

 

 

 

 

向精神薬の闇

服用したことがある人はわかると思いますが、精神疾患薬物療法として処方される薬は眠くなるという副作用が多い。ほとんどの精神科系の薬は眠気が出る。

そして現実の患者は昼に眠く夜眠れない何という悲劇。

 

人の臓器で言えば脳・・・人間の思考や記憶、感情など人の心の実態とも言える。この脳の信号伝達やホルモンなどの受け渡しにダイレクトに作用するため症状にあった薬を出すのは難しい。十分な患者の訴えと症状を聞き取り選ばなければならない。

効果が出て副作用は最低限にするのは難しい。

 

ここで医師や患者によく考えてほしいのは、精神疾患の治療薬は存在しないこと!

これは非常に重要で十分に心得ておかなければならないし、副作用も出ないことはほぼゼロ、なにがしかの副作用がでます。

 

治療薬がないのに薬物療法って、正直呼び方ががおかしい。対症療法と呼ぶべきだ。

身近な風邪と同じ対症療法ですけど、風邪のように症状を抑えて自己免疫力で治癒を目指せれば良いですが、残念ながら精神疾患の自己免疫力って人の愛情からしか引き出せず、医師や看護師がこの愛情を持ってるとは限らない。いやむしろ持ってない人の方が多い。

 

悪いことをした子どもをしかるかの如くガミガミ言う看護師さんや、ポケットに手を突っ込んで高圧的な態度の医師。

 

病院で失望している患者さんの全員が体験があるのではないでしょうか。

 

さて、なにはともあれ、患者はきつい症状で悩まされているのを抑えて心の自己免疫力を引き出すところまで持っていきたいものですが、主治医の薬のチョイス一つで劇的に良くなることもあれば、最悪の状態にもなる。

 

自分は結構運がよかったというよりカンがあたった。学校が変わるとか会社の都合で引っ越し以外基本的に主治医(病院)を変えることはしなかった。しかし、1,2度の受診で転院を3回ほどしている。なぜなら、すでに症状は固定され良くも悪くもなっていない状態の薬の組み合わせを勝手に変えて、副作用を訴えるとそれを止める薬を出そうと言い出すもぐらたたき処方!とりあえず紹介状の通りの薬を出してくれれば良いものを・・・

 

3回味わった苦痛の副作用を書いておきます。

①5分から10分ほどの短い時間でおしっこに行きたくなる。実際トイレでは我慢していた程度の量のおしっこが出る。

救急車や消防車のサイレン音を聞いて凄い恐怖感がわいてくる。

 

多量の水分を失う事で身体的危機を感じたし精神的崩壊を予感し遠方でしたが、引っ越し前の病院まで薬を貰いに行った。(そのまま遠距離通院)

 

②明らかな誤診をされ、処方された薬を飲んで2週間強力な便秘とハイテンション。

 

今まで主治医からは聞いたことがない病名を告げられ、内心は違うと思いつつ従いましたが、次の診察の時に若い先生に違うのでは?と訴えたら僕もそう思いましたと言われた。これにはちょっと・・・閉口

どうして最初から紹介状の通りの薬出さないのさ???と怒りさえわく。

 

③3度目が一番きつかったかな。激しい眠気、歩きながら寝て電柱にぶつかる。ふらふら状態。よだれが多量に出て口から流れ出す。そして、とうとうもともとの病気の発作(パニック発作)を仕事中に起こし、その病院へ駈け込んだら、注射しましょうか??と・・・必死に断り。自宅に何とか帰り、残っていた何時もの薬を飲んで正常に戻る。

注射を受け入れたらおそらく、アタラックスPとかセルシンの類の注射をされてたと思う。正直いまでもあの時逃げて良かったと思っている。逃げなかったら

不適切で間違いだらけの処方で一生棒に振ってたかもしれない。

 

向精神薬の副作用は人格にかかわるものが多く、幻聴や幻覚を味わうこともある。筆者自身は幻聴や幻覚の体験は無いけど、誰かから命令されているとか見えないものが見えるらしく(本人は実際に聞こえ見えているのでわからないが周りの人が気づく)

 

ここで注目していただきたいのは、幻聴や幻覚は精神疾患の症状でもあると言う事。

しかし、合わない薬を出されても幻聴幻覚が起こる。副作用として。

 

だから怖いのです、不適切な処方。一度ハマったら廃人になりかねない。

 

もし、運よくこの記事を目にした方は薬の副作用を薬で止めようとする医師がいたら考えてみて。思考力が落ち正気を失う前に気づかないとホントに危ないよ。

 

かならず治る(改善する)から正気を保っていて!じっと耐えてチャンスを待ってて。

 

 

コロナ関連の助成金

 

コロナとの闘いはまだまだ終わりが見えないですね。

 

人が動き回るとリスクは上がり、自粛を続けると経済が回らなく食べられない人が出てくる。

 

行政はその対策としてさまざまな助成金補助金を企業に対して出している。

 

ところで、コロナの猛威の中、収入が減った企業や人ばかりでしょうか??

 

いいえ、違います! 

 

観光業関連などは打撃の大きさが計り知れないなが

 

全く影響ないとは言い切れませんが、通常と変わりないレベルの事業活動が維持できている企業、人もいる。

 

そういったなか、騒動に便乗して運転資金の一部に助成金をあてようとする企業も残念ながらある。

 

貰えるものは貰っておこうではなく、貰えないものを貰おうとしている残念過ぎる方たち。

 

コロナが収束して通常にもどったら是非、助成金の支出を再度精査して、不要なところにわたっていた場合は返還していただくようにしてほしい。

 

 

前回の2016年10月24日の記事で言いたかったこと

 

 

 

 

2016年の面接会のあと受けた企業は全滅しましたが、頑張り続けた結果、駐車場整理のアルバイトを休まず期限まで続けて自信をつけ事務仕事にありつきました。それも2年間の期限を無事過ごし期間満了で退職。次は長くかかり心が折れそうになりましたが定年のない会社色々ありますが働いてます。

 

さて、本題へ。

 

障がい者を引率して集団面接会に来ていたサポート企業の方がまだ面接できる企業を探してる最中にこう言い放ったのです!

 

「わたし、仕事が溜まってるからもうかえろうよ」

 

他人事ながらびっくり仰天「あなたが今する仕事はこの方たちの面接の手助けでは?」と心の中でつぶやきました。

 

 

社会福祉系の資格が充実して色々なスキルをもったかたが今の時代は働いていらっしゃいますが、

 

一番大事なことは

 

スキルでも知識量でも資格でもなく人間力です!

 

どんなに知識を持っていても陰で気持ち悪いとかムカつくとか言っている人はかならずその気持ちは相手に伝わります。ことさら障がい者のかたはそう言うことはいつも言われていることなので自称正常な人より遥かに研ぎ澄まされた観察をしていて即座に気持ちを感じ取ります。

 

障がい者と接する方は、受容力、忍耐力をもって柔和な気持ちで接すれば自然とうまくいくのです。

 

 

 

新型コロナ自粛で暇すぎるので更新してみたら

 

 

あー

 

放置してたら望まない広告入ってる(これで消えたかな)

 

放置の間、職について頑張ってました。というか今も働いてます

 

ネタがいっぱいたまったのでまたぼちぼち頑張る

障がい者集団面接会(その1)

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障がい者集団面接会にて

 

先日、障がい者集団面接会に参加しました。想像以上に人が多くてびっくりしました。

 

職を求める障がい者の方とそのサポートをする方で体育館がいっぱいに・・・

 

単独で来ているのは自分だけではないかと思えるほど集団行動している人たちで埋め尽くされていました。

 

私も絞りに絞って考えてきた企業をいくつか面接を受けてきました。まだ2次面接の連絡は来ませんが (泣)

 

長い茨の道のようですね。

 

 

ところで、面接会に参加して気づいたことが幾つかありました。

 

障がい者が就職する際の一つのハードルというか差別に近いものがあるのです。

 

これまで障がい者の雇用など視野に入れていなかったであろう企業も法の縛りで雇用の方向へと動き出しているようですが、まだまだ無理解なとこが多い。

 

まず第一に仕事の内容、殆どが◯◯◯の補助とかで一人前として見て貰えていない。

 

そして賃金、軒並み最低賃金付近、東京都の高校生のアルバイトにも全然届かない金額です。私たちに出来ることはたかが知れてると思われているのかな?

 

さらに、雇用形態が不安定。嘱託や派遣、請負ばかり。

 

一度失業したら次は何時職につけるかわからないから健常者の人も同じように安定した雇用形態を望んでますよね。


障がい者集団面接会に参加した感想と思ったことを簡単に書きましたが、会場で若い青年と話をしたのですが、青年は健常者が見る障がい者は想像を超えた汚い、危険な、気持ち悪い存在と思っている人が多いのではと言っていました。

 

青年は足が不自由なようでしたが、青年よ! その通り!!

 

マスコミの影響も少なからずあると思うけど、よくわからない存在に嫌悪感を示している人は多い。医者にですらいるのですよ!

 

ハンセン病の事を思い出してください。21世紀まで馬鹿げた差別をしてきて誰もやめようとしない。どう考えても見た目から入った偏見が悪い連鎖をしてきた最悪の例の一つじゃないですか。収容された人は人権なし人の尊厳なし・・・本当に酷い歴史である。

 


話は横道にそれましたが、すべての国民が活躍できる日本にするなら障がい者も忘れないでね。

 


次回はサポートで見えていた民間支援団体のお話・・・障がい者必見!支援したい人も必見!