心の病~社会復帰と孤立~

心の病を抱える人への社会制度があまりにも機能していないから色々情報発信します。

障がい者集団面接会(その1)

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障がい者集団面接会にて

 

先日、障がい者集団面接会に参加しました。想像以上に人が多くてびっくりしました。

 

職を求める障がい者の方とそのサポートをする方で体育館がいっぱいに・・・

 

単独で来ているのは自分だけではないかと思えるほど集団行動している人たちで埋め尽くされていました。

 

私も絞りに絞って考えてきた企業をいくつか面接を受けてきました。まだ2次面接の連絡は来ませんが (泣)

 

長い茨の道のようですね。

 

 

ところで、面接会に参加して気づいたことが幾つかありました。

 

障がい者が就職する際の一つのハードルというか差別に近いものがあるのです。

 

これまで障がい者の雇用など視野に入れていなかったであろう企業も法の縛りで雇用の方向へと動き出しているようですが、まだまだ無理解なとこが多い。

 

まず第一に仕事の内容、殆どが◯◯◯の補助とかで一人前として見て貰えていない。

 

そして賃金、軒並み最低賃金付近、東京都の高校生のアルバイトにも全然届かない金額です。私たちに出来ることはたかが知れてると思われているのかな?

 

さらに、雇用形態が不安定。嘱託や派遣、請負ばかり。

 

一度失業したら次は何時職につけるかわからないから健常者の人も同じように安定した雇用形態を望んでますよね。


障がい者集団面接会に参加した感想と思ったことを簡単に書きましたが、会場で若い青年と話をしたのですが、青年は健常者が見る障がい者は想像を超えた汚い、危険な、気持ち悪い存在と思っている人が多いのではと言っていました。

 

青年は足が不自由なようでしたが、青年よ! その通り!!

 

マスコミの影響も少なからずあると思うけど、よくわからない存在に嫌悪感を示している人は多い。医者にですらいるのですよ!

 

ハンセン病の事を思い出してください。21世紀まで馬鹿げた差別をしてきて誰もやめようとしない。どう考えても見た目から入った偏見が悪い連鎖をしてきた最悪の例の一つじゃないですか。収容された人は人権なし人の尊厳なし・・・本当に酷い歴史である。

 


話は横道にそれましたが、すべての国民が活躍できる日本にするなら障がい者も忘れないでね。

 


次回はサポートで見えていた民間支援団体のお話・・・障がい者必見!支援したい人も必見!