頑張っている人の命を奪うな!
理不尽に命を奪われた人たち。心からご冥福をお祈りします。
今日7月26日深夜、26歳の男性が障がい者施設の入所者などを多数殺傷する痛ましい事件が起こりました。
人を多数殺傷した事件というだけで恐怖感が沸くのに、社会的弱者である障がい者がターゲットになっていたことにビックリした。
メディアなどで反抗を予告するような衆議院議長宛の手紙の一部が公開されていて、正義感に満ちたような表現で書かれているが内容は身勝手極まりなく本人の錯乱具合が見て取れる。しかし、抹殺と表現されていた計画は実行され最悪の結果となってしまった。
事前に予告がありながら防げなかったため警察などの責任を問うような報道も始まっているが、この件に付いては私はなにも言わない。
もっと本質を見て欲しい。
明確にされていたターゲット、自分の元職場、犯行後の減刑の要求と生活の保証要求。
シンプルな判断だが恨みを晴らすための報復だとしか思えない。そして、攻撃対象がすり替えられている。
報道によると施設の職員であった頃に入所者に対する暴行の疑いなどがあり、それがもとで職を失ったのではないか・・・
自分の行いが招いた結果だが他人に責任を転嫁するのは大人のすることではない。
犯人を擁護するつもりは全く無いが彼も病んでいたと思う。それで報復を考えたのではないかと思われる。
だとすれば報復の対象は施設の人物に向けられると思うが、犯人はそれが出来なかった。より弱者である入所者の方へ向いたと考えるのが自然。
そして、抹殺したかったのは他人ではなくて自分自身ではなかったのではないだろうか。
なにはともあれ行動してしまった方向が間違い過ぎだ。